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小田原市の中央を南北に流れる酒匂川は、鮎釣りが出来るくらいの清流と美しい河川敷の景観から、背後に構える富士山と相まって風光明媚な街を象徴する河川ですが、 年々激化するゲリラ豪雨により河川が氾濫し、周辺地域に洪水をもたらす大きなリスクを抱えた河川としても広く知られています。 そのため、豪雨で水位が上がって氾濫しないよう川床にたまった土砂を定期的に取り除く浚渫(しゅんせつ)工事、増水時の水位上昇を見越した堤防の嵩上げ工事などを行い、洪水から地域の方々の生命と財産を守ることが河川工事の大きな意義です。

たおやかな砂浜が続く小田原海岸は、酒匂川から流れ出る土砂の減少、海底勾配が急で大きな波浪が打ち寄せるなど地理的要因が重なり、海岸部分の侵食が著しく、海岸線を走る幹線道路・湘南バイパスの護岸が倒壊するなど、大きなリスクを背負っています。 私たちの生活基盤を支える大きな機能を果たしている海岸部分に甚大な被害が及ばないよう、酒匂川の河川敷の採掘によって生じた土砂を小田原海岸に移すことで不要となった資源を必要とする資源に変えていく ことも私たちの大きな役割です。

私たちの生活の一部となっていて、当たり前に存在することから重要性を理解されていないのが道路です。 自動車や徒歩に限らず、何のストレスもなく目的地に行くことができるのもすべて道路のお陰です。 道路を快適に利用してもらうためにも、舗装の修繕工事や交通信号・標識・ガードレールなど様々な付属設備も設置して安全なクルマ社会を陰で支えていくのも私たちの大きな役割です。

家庭や工場で発生した汚水や、道路に降った雨水は、下水管に流入します。下水管は、街の地下に網目状に埋設されていて、汚水を下水処理場まで運び、雨水を河川等に運ぶ役目をしています。 この下水管は、街の重要なインフラとして長期に亘って活躍し続けており、老朽化が進んでいます。 近年では、老朽化した下水管の中を更生する技術を利用し、道路を掘削せずに補強・リニューアルすることができます。

年々激化するゲリラ豪雨の被害は、河川の氾濫ばかりでなく上流部にあたる山間部での地滑りや水源地周辺での森林荒廃など様々な被害を及ぼすことになります。 治山工事では、谷止工や山腹工を施すことにより、地すべりの防止や、水源地域における荒廃森林の整備、集落等を災害から守ります。

年々激化するゲリラ豪雨の被害は、河川の氾濫ばかりでなく上流部にあたる山間部での地滑りや水源地周辺での森林荒廃など様々な被害を及ぼすことになります。 治山工事では、谷止工や山腹工を施すことにより、地すべりの防止や、水源地域における荒廃森林の整備、集落等を災害から守ります。